姫路で日本料理を味わうなら|和の技と四季が織りなす一皿を【开|かい】で
目次
姫路で日本料理の真髄にふれる
城下町・姫路には、昔ながらの文化と現代的な暮らしが交差する独特の空気があります。
世界遺産・姫路城をはじめ、武家屋敷や寺社仏閣が点在するこの地で味わう日本料理は、単なる食事を超えた文化的体験ともいえるでしょう。
そんな姫路で、素材・技・空間すべてにおいて心を尽くした日本料理を提供しているのが、当店「开|かい」です。
「开」では、伝統的な日本料理の精神を大切にしながら、時代に寄り添った上質なおもてなしを心がけています。
その日その時の旬を見極め、料理人の五感と技術をもって一皿一皿を丁寧に仕立てる。
見た目の美しさ、香り、食感、余韻まで、五感を通じて日本料理の奥深さをご体感いただけます。
素材と向き合う、日本料理の本質
日本料理の原点は「素材と向き合うこと」にあります。
ただ高級な食材を使うのではなく、どの素材が最も美味しくなるか、どのように火を入れるか、どの器に盛るか――すべてに意味と意図が込められています。
「开」では、兵庫の地鶏や播磨の野菜、瀬戸内海の魚介など、地のものを中心に厳選。
例えば鶏肉は部位ごとの特性を見極め、炭火で香ばしく焼き上げたり、低温でゆっくり火を入れたり、出汁に含ませて滋味深い椀物に仕立てるなど、ひとつの食材から多彩な表現を生み出しています。
また、味付けは素材そのものの良さを活かすよう、余分なものを加えず、必要な要素だけを研ぎ澄ます。
それが日本料理における“引き算の美学”です。
料理だけでなく、所作や器にも美を宿す
日本料理では、「どう作るか」だけでなく「どう出すか」「どう魅せるか」も大切です。
器は、料理の一部。焼き物や漆器など、ひとつひとつ選び抜いた器に、季節や食材に合わせた盛り付けを施します。
空間との調和を図りながら、目にも美しい一皿に仕上げています。
また、提供時の所作や間合いもまた、日本料理の魅力のひとつ。
静けさの中に丁寧な手仕事を感じられるよう、料理人やスタッフの動き、言葉遣い、呼吸のリズムまで配慮しています。
「余白」を楽しむ、それが日本料理の豊かさ
華やかさを競う料理とは異なり、日本料理は「余白」に価値を見出す文化です。
盛り付けの空間、味付けの抑制、香りの控えめさ――そのすべてが、食べる人の感性に委ねられています。
「开」では、その“余白の美”を大切にしています。
たとえば、白木のカウンターに一枚の皿が置かれる瞬間の静寂。出汁の香りがふわりと立ち上がる瞬間の期待感。
過不足のない世界観を通じて、日常から切り離されたような穏やかな時間をご提供します。
季節ごとの日本料理を、完全予約制で
当店では、完全予約制にてコースをご提供しております。
内容は「先付」「お椀」「造り」「焼物」「煮物」「ご飯物」「甘味」などを軸に、季節や仕入れ状況に応じて変化します。
同じ内容は二度とご用意しない、まさに“一期一会”の構成です。
日によっては、春の筍を炭火で焼いた一皿、初夏の鱧を骨切りして出汁でさらりと仕立てた椀物、秋には松茸ご飯や炭火焼きの地鶏、冬には白味噌仕立ての椀や大根と鶏の炊き合わせなど、日本の四季が織り込まれたお料理をお楽しみいただけます。
姫路で、日本の「食文化」にふれる場所として
近年は、海外からのお客様にも「本物の日本料理を体験したい」という声を多くいただくようになりました。
私たちは、料理だけでなく空間やサービスも含めて、日本の食文化を丁寧に伝える場として、海外ゲストへの対応も積極的に行っております。
簡単な英語での説明や、食材の翻訳案内、箸の使い方などにも対応可能です。
また、観光・記念日・接待など、様々な目的でご利用いただけるよう、個室やカウンターなど席のご希望にも柔軟に対応しております。
ご予約・ご来店について
ディナーは、前日までの完全予約制とさせていただいております。
一日にご案内できる組数を限らせていただき、仕込みからご提供まで、すべてを丁寧に行うための体制を整えております。
お苦手な食材やアレルギーについては、ご予約時にお申し付けください。可能な範囲でご対応いたします。
なお、不定休のため、営業日や空席状況については事前にお問い合わせください。
姫路で、日本料理を深く味わうひとときを
姫路で本格的な日本料理を味わいたい方へ。
「开|かい」は、料理人の技と感性、空間の美しさ、そしておもてなしの心を通して、日本料理の本質をお届けしています。
静かな空間で、一皿ごとに移り変わる季節と向き合い、心と身体がほどけるような時間をお過ごしください。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。